あのダスティ・ホフマンの初監督作品
元音楽家たちが集う老人ホームを舞台にした映画。実際にモデルとするホームがミラノに 実在する。ヴェルディが私財で作り、寄付で運営されている老人ホームが存在する。設定はとても面白いのだけれど……
王道のストーリー
設定が奇抜な分、ストーリーは王道。展開が全て読めてしまう。人物模様はしっかり描かれていて、加齢故のジョークも織り交ぜ全体的にコメディ感もある。しかし、ストーリーに波がない。ゆったり観れる映画だった。
ホグワーツの先生
ホームが舞台なのだから登場人物の年齢層は高い。ホグワーツの先生で同じみのキャストが複数出ていました。大ベテランの演技力がひっぱっていく映画だった。
クライマックスが残念
音楽もののストーリー展開は、大方同じ流れになる。からこそ、クライマックスの音楽シーンを楽しみにする。この映画では肝心のシーンが、残念だった。オペラなので、役者がそのまま歌えるわけではないので、こういう逃げ方をせざるを得ないのだけれど。音楽映画よりも、ヒューマン映画としての要素を重視して、こういう形になったのだろう。
☆☆★★★
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