ダスティ・ホフマン監督|カルテット!人生のオペラハウス|感想|評価

2015年4月12日日曜日

あのダスティ・ホフマンの初監督作品

元音楽家たちが集う老人ホームを舞台にした映画。実際にモデルとするホームがミラノに 実在する。ヴェルディが私財で作り、寄付で運営されている老人ホームが存在する。設定はとても面白いのだけれど……

王道のストーリー

設定が奇抜な分、ストーリーは王道。展開が全て読めてしまう。人物模様はしっかり描かれていて、加齢故のジョークも織り交ぜ全体的にコメディ感もある。しかし、ストーリーに波がない。ゆったり観れる映画だった。

ホグワーツの先生

ホームが舞台なのだから登場人物の年齢層は高い。ホグワーツの先生で同じみのキャストが複数出ていました。大ベテランの演技力がひっぱっていく映画だった。

クライマックスが残念

音楽もののストーリー展開は、大方同じ流れになる。からこそ、クライマックスの音楽シーンを楽しみにする。この映画では肝心のシーンが、残念だった。オペラなので、役者がそのまま歌えるわけではないので、こういう逃げ方をせざるを得ないのだけれど。音楽映画よりも、ヒューマン映画としての要素を重視して、こういう形になったのだろう。

☆☆★★★

Share on :

0 件のコメント:

コメントを投稿